麻緒は、保健室登校の亜弥と、なんとなくいつも一緒にお昼ごはんを食べている。亜弥のことはどっちかというと苦手だし、普通にクラスの友達とお昼を食べたいと思っているのに、毎日亜弥のいる保健室に通う自分のことがよくわからない。ある日、亜弥は突然女優になりたいと麻緒に打ち明ける。「スカウトされに行くから付いてきて」と言われ、麻緒は亜弥と渋谷へ出かけることとなる。

「友情」とひとくちにいっても、相手のこと全部好きなわけじゃない。ここが嫌いでここが合わなくて、友達やめたくなるのに、周りの目とか、良心の呵責とかのために、なあなあ友達続けてる。でも、友達として、かっこいいなって憧れる時があるし、守ってあげたいと思ったりもする。そういう気持ちだって嘘じゃない。本当の友達とかよくわかんないけど、この子がいなかったら私は「私」じゃなかったんだろうな。

女の子同士の複雑な友情を、痛みと救いをもって切り取った青春映画。